トップページへ戻る 前のページへ戻る



≪WIND風 Gパネの続編! Mk=5≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《第4章 2人の強敵》

緑の世界へ行く途中、アキラはふと思った。

アキラ(なぜ、セシルは緑の世界へいったんだ?)

ソフィア「アキラ、どうかしたの?」

アキラ「あ、いや、なんでもない。それより緑の世界には誰がいるんだ?」

ソフィア「【緑の妖精・リンゼ】よ」

アキラたちは緑の世界にたどり着いた。

アキラ「ここが緑の世界か・・・」

あたり一面に緑が広がっている。

次の瞬間、アキラたちに向かって魔法が飛んできた。

アキラ「これは・・・水の魔法か!」

アキラたちはその魔法を避ける。

レイア「ここにセシルがいるってことか」

今度は無数の葉がアキラたちを襲う。

ソフィア「これはリンゼの魔法!?」

レイア「じゃあリンゼもあやつられてるってことか」

アキラ「なるほど。これでようやく謎が解けた」

ソフィア「どういうことなの?」

アキラ「どうやら今はのん気に話をしている場合ではなさそうだな」

魔法が次々とアキラたちを襲う。

アキラ「これではきりが無い。一気に接近するしか方法は無いな」

レイア「でもこれじゃぁどこにセシルたちがいるか分かんないよ」

木々が視界をさえぎっている。

アキラ「飛んできた魔法に突っ込んでいけば彼女らのもとへたどり着ける」

レイア「それってまさか・・・おいちょっと待て!俺たちに死ねって言いてぇのかてめぇ!」

レイアは激怒した。

ソフィア(ま、まずい!)

レイア「ええいもう面倒だ!一気に魔法で焼き払ってやる!!!」

レイアは自棄(やけ)になってしまった。

ソフィア「わーっ!やめてレイアーっ!」

ソフィアの絶叫はレイアの魔法にかき消された。

レイア「【ヴォルケーノ!】」

レイアが魔法を放った瞬間、地面が揺れ始めた。

アキラ「うわ、なんだこれは!」

次の瞬間、レイアの足元からマグマが吹き上げた。

アキラ/ソフィア「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

緑の世界は一瞬で焼け野原と化した。

無論、アキラたちは黒コゲになった。

アキラ「ゴホッゴホッ。レイア・・・・・お前・・・ちょっ・・・と・・・やりすぎ・・・・だろ・・・」

レイア「ごめん、つい自棄になっちまったもんで・・・あははは・・・・・」

レイア「まぁ、これでセシルたちがどこにいるかも分かるからいいじゃん」

ソフィア「アキラ、レイア!危ない!」

次の瞬間、アキラたちの真上から大きな物を持った青い髪の女の子が襲いかかって来た。

アキラとレイアはそれを避ける。

 ドーン!(大きな物が地面に落下した時の音)

アキラ「ブレードか!」

今度は、短剣を持った茶色い髪の女の子がアキラに斬りかかる。

アキラ「おっと!」

アキラは後退しながら女の子の攻撃を避ける。

レイア「やめろ!セシル!リンゼ!」

ソフィア「アキラ、伏せて!」

ソフィア「サンダーボルト!」

ソフィアの雷がセシルたちを襲う。

セシル/リンゼ「・・・・・・・・・・」

セシルたちはソフィアの魔法を避けた。

レイア「なに!」

再びセシルとリンゼの魔法がアキラたちを襲う。

アキラ「今だ!風よ!」

アキラの放った魔法がセシルの魔法をつらぬき、水をまとった獅子と化した。

アキラ「ゆけっ、【清獅(しし)!】」

清獅はリンゼの魔法をかき消し、セシルたちに近ずく。

そして 清獅の爪がセシルたちのひたいについた黒い石を破壊した。

清獅は普通の水に戻り地中へと姿を消した。

セシル「あら・・・私は何を?」

リンゼ「あれ、ソフィアにレイアにセシルだよね。どうしたの?」

セシルとリンゼは正気に戻った。

セシル「あら、そちらの方は?」

アキラたちはこれまでのことをセシルたちに話した。

リンゼ「そうだったんだ・・・で、ここはどこ?」

リンゼは焼け野原(緑の世界)を見渡した。

アキラ/レイア「あ」

ソフィア「ちょっと言い辛いんだけど・・・ここ・・・緑の世界なの」

リンゼ「@:+?>}=(|¥!」

ソフィア「アキラ、そういえばさっき謎が解けたって言ってたけど・・・その謎って何?」

レイア「それって、なんでここにセシルが来たかってことか?」

アキラ「ああ」

アキラは自分の考えをソフィアたちに話した。

アキラ「彼女らをあやつっていた何者かが俺たちの行く手をはばもうとセシルをここへ誘導したんだ」

レイア「確かに2人もいれば戦闘もやっかいになってくるしな」

ソフィア「ちょっとまって、そうだとすると私たちは誰かに監視されてるってことでしょ?」

アキラ「そうなるな」

リンゼ「うう、緑の世界が・・・」

セシル「とにかく急ぎましょ。ここからなら【氷の世界】が一番近いわ」

アキラたちは虹の橋を渡り、氷の世界へと急いだ。


第5章へ続く・・・


《今回の演出者》

アキラ(主人公)

ソフィア(風の妖精)

レイア(炎の妖精)

セシル(水の妖精)

リンゼ(緑の妖精)



トップページへ戻る 前のページへ戻る