≪WIND風 Gパネの続編! Mk=6≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第5章 強風上昇》
リンゼ「ううううううううううううううう」(涙)
レイア「リンゼ、ほんとごめん!ホップルスが平和に戻ったら緑の世界を元に戻すの手伝うから」
アキラ「俺も手伝おう」
ソフィア「私も手伝うわ」
セシル「私も」
リンゼ「本当に?」
アキラ「ああ、約束する」
リンゼ「じゃ、約束だよ!」
アキラたちは氷の世界にたどり着いた。
あたり一面に氷山がそびえ雪が降る。
アキラ「何だ、この白くて冷たい物は?」
ソフィア「あなた雪を知らないの?」
アキラ「天空の世界は雲より上にあるからな。それに天空の世界はいつも晴れだ」
アキラ「そういえば、ここには誰がいるんだ?」
セシル「ここには【氷の妖精・ティンク】がいるわ」
その時どこからともなく地響きのような音が聞こえてきた。
ゴォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!(地響きのような音)
リンゼ「ねえ、何か音がしない?」
その音はだんだんと大きくなってくる。
次第に地面も揺れてきた。
セシル「なんだかとても嫌な予感がするわ・・・」
アキラ「どうやらその予感とやらは大当たりのようだ」
その時アキラは氷山の頂上から人の気配を感じた。
アキラ(あれは・・・?)
ソフィアたちはアキラが見上げた所を見た。
ソフィア「あれは・・・・・な、雪崩よ!」
アキラ/レイア/セシル/リンゼ「!!!!!!!!!!!!!!!」
リンゼ「今からじゃ避けきれない!」
アキラ「こうなったら・・・」
アキラ「つむじ風!」
アキラが放った竜巻は雪崩を吹き飛ばした。
ド―ン!(雪崩を吹き飛ばした時の音)
レイア「ふぅ、助かった・・・」
ソフィア「上を見てくるわ」
ソフィアは雲に乗り、氷山の頂上へ向かった。
ソフィアが氷山の頂上についた頃には誰もいなかった。
ソフィア(おかしい、魔法による傷があるのに人の影すら無いなんて・・・それに、これはティンクの魔法じゃない・・・)
その頃アキラたちは、ソフィアが戻って来るのを待っていた。
リンゼ「ソフィア大丈夫かな?」
次の瞬間、リンゼの背後から氷の針が飛んできた。
リンゼ「うわ!」
リンゼは飛んできた氷の針を避けた。
セシル「今のはティンクの魔法?みんな、気をつけて!」
その時、アキラの真上から小さな女の子が襲いかかって来た。
アキラはすぐにその場から離れ、女の子の攻撃をかわした。
その女の子は両腕に爪のような物をつけていた。
セシル「ティンク、やめて!」
ティンク「・・・・・・・・・・」
アキラ「やはり、あやつられているようだな」
ティンクの魔法がアキラたちを襲う。
アキラたちは飛んできた魔法を避ける。
リンゼ「もう、怒ったよ!」
リンゼ「【リーフスラッシュ!】」
リンゼが放った魔法はティンクに向かって飛んでゆく。
ティンク「・・・・・・・・・・」
ティンクは両腕の爪で、リンゼが放った葉を切り裂く。
リンゼ「そんな・・・」
セシル「ティンクすっご〜い!」
レイア「関心している場合か!」
リンゼ「そうだ!アキラとソフィアがやったっていう合体魔法を使ってみようよ」
セシル「それはいい考えね」
アキラ「よし、行くぞ!」
アキラたちは一斉に魔法を放った。
アキラ「つむじ風!」/レイア「インフェルノ!」/セシル「【バブル!】」/リンゼ「リーフスラッシュ!」
レイアとセシルの魔法が水蒸気を生み、それがアキラの竜巻をさらに強くした。
アキラ/レイア/セシル/リンゼ「【ハイパーリーフトルネード!!!!】」
巨大な竜巻がティンクを襲う。
ティンク「!!!!!」
ティンクは氷の世界よりはるか上空に吹き飛ばされた。
その頃ソフィアは・・・
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!(竜巻の音)
ソフィア「きゃーっ!なんなのよこの風は!」
その時ソフィアはティンクが吹き飛ばされているのを目撃した。
ソフィア「今のは・・・・・ティンク?」
竜巻がおさまるとソフィアが戻って来た。
ソフィア「なんだったの、今の強風は?」
アキラ/レイア/セシル/リンゼ(ま、まずい!)
セシル「さ、さぁ・・・・・」
リンゼ「なんだったんだろうね、あははははは・・・・・・・・・・・」
レイア「ん?ありゃなんだ?」
レイアが指した方向にティンクがいた。
ティンクは竜巻の影響でどこかへ飛んで行った。
アキラ「あんな所にいたのか・・・・・」
ソフィア「とにかく追いましょ!」
リンゼ「あっちは【宝石の世界】だよ」
アキラたちは虹の橋を渡り、宝石の世界へと急いだ。
第6章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
ソフィア(風の妖精)
レイア(炎の妖精)
セシル(水の妖精)
リンゼ(緑の妖精)
ティンク(今は敵)
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