≪WIND風 Gパネの続編! Mk=8≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第7章 謎の影》
アキラ「あの子がピュアか」
ピュアが両手を上げると無数の宝石が浮いた。
次の瞬間、アキラたちに無数の宝石が飛んできた。
アキラ「やはりあやつられていたのか!」
アキラたちは飛んできた宝石を避ける。
ティンク「ピュア、どうしてこんなことを?」
ピュア「・・・・・・・・・・」
レイア「今、あいつに何を言っても無駄だ」
ティンク「でも・・・」
ソフィア「とにかく、ひたいの石を壊さないと」
リンゼ「そうだね!」
アキラ「よし!行くぞ!」
アキラたちはピュアに接近してゆく。
ピュア「・・・・・・・・・・」
次の瞬間、宝石から出た無数の閃光がアキラたちを襲った。
セシル「何なの、これは?」
アキラたちは飛んでくる閃光を避ける。
アキラ「ファンネルか!」
リンゼ「これじゃあ避けるので精一杯だよ!」
レイア「くそっ!どうすればいいんだ!」
ソフィア「一旦宝石の後ろに回りましょ!」
アキラたちは宝石の影に隠れた。
アキラ「あれはやっかいだな」
セシル「なんとかして、ピュアの気を引かないとどうにもならないわ」
レイア「おとり・・・か」
ティンク「でも、それじゃ危険すぎるよ」
リンゼ「三手に別れてみたらどうかな?」
アキラ「それはいい考えだ」
ソフィア「決まりね。で、どうやって分かれるの?」
レイア/セシル/リンゼ「まず、アキラとソフィア」
3人の意見は一致した。
ソフィア「ちょ、ちょっと待・・・」
ティンク「じゃあ僕はセシル姉ちゃんと」
レイア「なら俺はリンゼとだな」
決まった。
次の瞬間、無数の閃光がアキラたちが隠れていた宝石を破壊した。
レイア「行くぞ!」
アキラたちは三手に別れ、ピュアに接近した。
ピュア「・・・・・・・・・・」
アキラ「こっちだ!」
ピュアはアキラたちの方を向く。
ティンク「こっちだよ!」
ピュア「!?」
リンゼ「こっちこっち!」
動揺するピュア。
アキラ「今だ!風よ!」
アキラが放った風はピュアの宝石を取り巻き、玄武と化した。
アキラ「ゆけっ、【武宝(ぶほう)!】」
ピュア「!!!!!」
武宝は、ピュアのひたいについた黒い石を破壊した。
武宝は宝石に戻り、辺りに散ばった。
ピュア「あれ・・・・・私・・・」
ピュアは正気に戻った。
セシル「よかった。正気に戻ったのね」
レイア「一時はどうなるかと思ったぜ!」
ピュア「あれ、みんなどうしてここへ?」
アキラたちはピュアにこれまでの出来事を話した。
ピュア「そうだったんだ・・・」
ティンク「で、アキラ兄ちゃんはソフィア姉ちゃんの恋人なんだよ」
ピュア「え、本当に?」
その時アキラは人の気配を感じ取った。
アキラ「誰だ!」
宝石の影から盗賊の服を着た黒い髪の女の子が現れた。
女の子「へぇ、アタイに気づくとは・・・・・・・・・・驚いたねぇ〜」
ソフィア「あなたは誰なの?」
女の子「アタイの世界に来れたら教えてやるよ」
セシル「待ちなさい!」
アキラたちは女の子の所へ行ったが、誰もいなかった。
リンゼ「消えた?」
レイア「そんな馬鹿な!」
ティンク「とにかく先を急ごうよ!」
ピュア「ここからなら【海の世界】が一番近いよ」
アキラ「よし、行くぞ!」
アキラたちは虹の橋を渡り、海の世界へと急いだ。
第8章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
ソフィア(風の妖精)
レイア(炎の妖精)
セシル(水の妖精)
リンゼ(緑の妖精)
ティンク(氷の妖精)
ピュア(宝石の妖精)
黒い髪の女の子(?)
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