≪WIND風 Gパネの続編! Mk=12≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第11章 新たな強敵》
闇の騎士「でやーっ!」
闇の騎士の槍がアキラを襲う。
アキラ「問答無用ということか」
アキラは風の剣を左手に取った。
ガキン!(剣と槍がぶつかり合う音)
闇の騎士「おぬしの力、見せてもらうぞ!」
アキラ「くっ」
ソフィア「アキラ!今行くわ!」
アキラ「来るな!君たちは魔物たちを倒すんだ!」
ソフィア「でも・・・」
アキラ「ここは俺が引き受ける、早く行くんだ!」
セシル「アキラの言うとうりね、行きましょう!」
ソフィア「分かったわ!」
ソフィアたちは魔物たちの所へ向かった。
魔物たちの進行は一向にとどまらない。
ティンク「魔物の数が多すぎるよ」
フリル「このままじゃらちがあかないわ」
リンゼ「一気に魔法で倒すしかなさそうだね」
サラ「みなさん、行きますよ!」
フリルたちは一斉に魔法を放った。
フリル「【マジックフラワー!】」
ティンク「ブリザー!」
ピュア「プリズムクラッシュ!」
セシル「バブル!」
レイア「インフェルノ!」
ソフィア「サンダーボルト!」
リンゼ「リーフスラッシュ!」
ナティア「ウエーブ!」
サラ「ムーンストライク!」
カイン「【プロミネンス!】」
フリルたちの魔法が魔物たちをなぎ倒してゆく。
魔物たち「アギャァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
一方アキラたちは・・・・・
闇の騎士がアキラに容赦なく斬りかかる。
闇の騎士「どうした!おぬしの力はこれ程度か!」
ガキン、ガキン!
アキラ「仕方ない・・・あんたに悪いが、少々本気を出させてもらう!」
次の瞬間、アキラが消えた。
闇の騎士「なに、どこへ消えた!」
アキラ「こっちだ!」
アキラは闇の騎士の真上にいた。
闇の騎士「いつの間に!」
アキラ「はぁーっ!」
今度はアキラが闇の騎士に斬りかかる。
闇の騎士「甘い!」
闇の騎士はその場から離れ、アキラの攻撃をかわした。
闇の騎士はすぐさま次の攻撃に入る。
闇の騎士「これで終わりだ!」
アキラ「くっ」
アキラは闇の騎士の槍を間一髪でかわす。
闇の騎士「なんと!」
アキラ「今だ!」
アキラは闇の騎士の一瞬の隙を衝いた。
ガキン!
アキラの剣が闇の騎士のカブトに傷を付けた。
アキラ「はずしたか」
その時、闇の騎士は笑った。
闇の騎士「はっはっは、あっぱれ!ここは一旦退こう」
アキラ「なに!?」
闇の騎士「次に会う時はおぬしの首を必ずとる、また会おう!」
闇の騎士は黒馬にまたがった。
闇の騎士「皆の者!一旦退却じゃ!退けーっ!」
闇の騎士と魔物たちは魔界へ去っていった。
アキラ「待て!」
その時、アキラの耳にリョウの声が聞こえてきた。
リョウ「アキラーっ!大丈夫かーっ!」
ソフィアたちも一緒にいた。
アキラ「ああ、何とかな」
アキラはふと思った。
アキラ(今の騎士は一体・・・それになぜ俺が天空の世界の者だということを知っていたんだ・・・・・)
アキラ(そしてあの隙のない動きに、槍の腕前・・・・・まさかとは思うが・・・・・)
アキラの頭の中に、1人の人物が浮かび上がった。
ソフィア「アキラ、どうかしたの?」
アキラは我に返った。
アキラ「いや、なんでもない」
カイン「アキラと言うそうだね、この世界を守ってくれてありがとう。僕は太陽の王子カイン」
フリル「私は花の妖精フリルよ、よろしくね」
アキラ「こちらこそよろしく」
カイン「一旦城へ戻ろう。そこで何があったか聞きたい」
サラ「そうですね、みなさんも疲れていることでしょうし、そこで休ませてもらいましょう」
アキラたちはカインの城へと向かった。
その頃、闇の騎士は・・・・・・・・・・
闇の騎士「アキラめ、剣の腕をあれほど上達させていたとは・・・面白くなってきおったわ!」
そう言いながら魔界へと戻っていった。
第12章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
9人の妖精
カイン(太陽の王子)
リョウ(漁師)
魔物(敵)
闇の騎士(敵)
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