≪WIND風 Gパネの続編! Mk=14≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第13章 ぶつかり合う波動》
使い「間もなく闇の世界です」
アキラ「あれか・・・」
アキラたちは闇の世界にたどり着いた。
そこは薄暗く、不気味な雰囲気が漂う。
使い「こちらです」
使いはアキラたちを闘技場へ誘導した。
アキラ「ここで決着をつけようってわけか」
その時、闘技場の奥から女の子の声が聞こえてきた。
?「まさか本当に来るとは・・・あんたたちなかなかやるじゃないか」
宝石の世界で身を隠していた黒い髪の女の子が現れた。
ソフィア「あなたはあの時の・・・誰なの?」
女の子「いいだろう、教えてやるよ。アタイは【闇の妖精・アン】」
レイア「妖精だと!」
アン「あんたたちがここへ何をしに来たかしらないけど・・・死んでもらうよ!」
?「待たれよ!」
アキラ「今の声は!」
今度は闇の騎士が現れた。
闇の騎士「天空の世界の者よ、待っておったぞ!」
アン「闇の騎士じゃないか。ここはあんたの出る幕じゃないよ、すっこんでな!」
闇の騎士「わしはあの者と決着をつけに来ただけじゃ」
アン「そうかい?じゃぁお手並み拝見といこうじゃないか」
アキラ(一体どういうつもりなんだ?)
サラ「アキラ、これは罠かもしれません」
アキラ「俺はホップルスの平和を取り戻すためにここにいる。罠であろうが俺は行く」
リンゼ「そうだよね!私たちはそのためにここにいるんだよね!」
闇の騎士「そろそろよいかな?」
アキラ「ああ、だがその前にいくつか聞きたい事がある」
闇の騎士「なんだ?」
アキラ「なぜ、あんたは俺が天空の世界の者だということを知っている?」
闇の騎士は答えた。
闇の騎士「聞くまでもあるまい、おぬしはわしが誰か気づいているのであろう」
アキラ「ではやはりあんた・・・いや、あなたは【ダン】師匠なのか」
ダン(闇の騎士)「そのとうりじゃ」
ダンがそう言うと、仮面を取り外した。
ティンク/ピュア「ええ〜っ!」
アン「へぇ〜、何だか面白くなってきたね〜」
アキラは再び質問した。
アキラ「なぜこのようなことを?」
今度はダンがアキラに質問した。
ダン「ではわしからも聞こう、おぬしの言う闇とは何だ?」
アキラは答えた。
アキラ「・・・・・・・・・・人々に恐怖を与える存在・・・・・・・・・・」
ダン「だろうな」
アキラ「なに、どういうことだ!」
ダン「いずれ分かる時が来るだろう」
アン「話はそこいらにしといて、とっとと始めたらどうだい?」
ダン「それもそうじゃのぅ」
ダンは槍をかまえた。
アキラ「師匠とはいえ、今は敵。行くぞ!」
アキラは2本の剣を手に取った。
ダン「来い!」
ついに決闘が始まった。
アキラ「はぁーっ!」/ダン「でやーっ!」
ガキン!
アキラの剣とダンの槍がぶつかり合う。
ダン「ほほぅ、今度は本気のようじゃのぅ。ならばわしも本気でゆくぞ!」
次の瞬間、アキラとダンの姿が消えた。
リョウ「あいつらが消えた?」
次の瞬間、激しく剣と槍がぶつかり合う音が聞こえてきた。
フリル「この音は?」
カイン「きっと彼らはものすごいスピードで戦っているんだ!」
セシル「だから私たちには見えないのね」
ナティア「でもこれは速すぎよ!」
ピュア「それにこれじゃぁ何がなんだかよく分からないよ」
サラ「そうですね、しかしアキラにこれほどの力があるとは・・・」
剣と槍がぶつかり合うにつれてものすごい衝撃波が発生する。
DOOOON!(衝撃波の音)
ティンク「うわっ、このままじゃ吹き飛ばされちゃう!」
アキラ「はぁーっ!」/ダン「でやーっ!」
ガキン!
カイン「今の彼らは誰にも止められない・・・」
ダン「アキラよ、おぬしがここまで戦い抜いたことをほめてやろう。だが、これで終わりだ!」
ダンは槍を構え直した。
アキラ「その構えは!」
ダン「ゆくぞ!【奥義・千羽飛鳥拳(せんばひちょうけん)!】」
ダンの槍が無数の鳥と化しアキラに襲いかかる。
アキラ「つむじ風!」
アキラは魔法を放ったが、ダンの槍にかき消されてしまった。
アキラ「なに!?」
ダン「覚悟!」
次の瞬間、アキラは無数の鳥に斬り刻まれた。
アキラ「うわーっ!」
アキラは倒れた。
ソフィア「アキラ!」
第14章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
9人の妖精
カイン(太陽の王子)
リョウ(漁師)
アン(闇の妖精)
ダン(闇の騎士)
使い(?)
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