≪WIND風 Gパネの続編! Mk=15≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第14章 朽ち果てる命》
ダン「どうした!おぬしはこれ程度のことで朽ち果てたのか!」
アキラ「・・・・・・・・・・」
ピュア「アキラお兄ちゃん、起きて!」
アン「無駄だよ。あれをくらったら一巻の終わりだからね」
セシル「そんな・・・・・・・・・・」
ティンク「アキラ兄ちゃん・・・死んじゃったの?」
リンゼ「そんなことないよ!アキラは絶対に生きているわ!」
リョウ「そうじゃ!アキラはそう簡単にくたばるやつじゃない!」
ソフィアはアキラのもとへ行った。
ソフィア「アキラ!早く目を覚まして!」
アキラは息をしていなかった。
ソフィア「息が・・・ない・・・」
ナティア「それじゃあ・・・・・」
フリル「本当に死んでしまったの?」
レイア「そんな馬鹿な!」
ダン「しょせんおぬしはわしには敵(かな)わなかったか・・・」
アン「闇の騎士、もういいだろ?」
ダン「ああ」
ダンは魔界へ戻った。
アンは妖精たちのもとへ行った。
アン「今度はアタイがあんたらを地獄に送ってやるよ。覚悟しな!」
サラ「みなさん、来ますよ!」
レイア「返り討ちにしてやるぜ!」
レイア「インフェルノ!」
レイアの魔法がアンを襲う。
アン「ふっ」
アンはレイアの魔法を避けた。
レイア「なに!」
次の瞬間、アンが消えた。
セシル「消えた?」
カイン「みんな、気をつけろ!」
その時、闇の世界に異変が起きた。
みるみるうちに辺りが闇に包まれてゆく。
ピュア「これは?」
カイン「アンの攻撃か?」
フリル「どんどん視界がさえぎられてゆくわ!」
アキラたちは闇に包まれてしまった。
ソフィア「一体どうしようっていうの?」
次の瞬間、アキラたちの目の前に死神が現れた。
リョウ「何じゃこいつは?」
死神「我・・・・・お前らの・・・・・命・・・・・いただく・・・・・・・・・・」
死神が巨大な釜(かま)を構えた。
リンゼ「そうはさせないよ!」
リンゼ「リーフスラッシュ!」
リンゼの魔法は死神を斬り裂いた。
ティンク「やった〜」
その時、アンの声が聞こえてきた。
アン「無駄だよ!そいつは決して消滅することはないからね」
ナティア「何ですって!」
死神が再び現れた。
死神「我・・・攻撃・・・効かない・・・・・」
死神がアキラたちを襲う。
カイン「来るぞ!」
カインは剣を手に取った。
カイン「はぁーっ!」
今度はカインの剣が死神を斬り裂いた。
しかし、死神には効果がない。
死神「無駄・・・・・死ね・・・・」
死神の釜がカインを討った。
カイン「うわーっ!」
カインは倒れた。
フリル「カイン!」
レイア「てめー、許さねーぞ!」
死神「次・・・お前・・・・・」
死神はレイアを指さした。
レイア「来あがれ!」
次の瞬間、死神が消えた。
レイア「どこだ!」
セシル「レイア、後ろ!」
レイア「なに!?」
死神の釜がレイアを討った。
レイア「!!!」
ソフィア/セシル/リンゼ/ナティア/サラ/リョウ/フリル「レイア!」
レイアは倒れた。
ピュア「そんな・・・レイアお姉ちゃんまでやられちゃった・・・」
ティンク「このままじゃみんなやられちゃうよ!」
ナティア「ここは一旦退きましょう」
サラ「そうですね」
その時、再びアンの声が聞こえてきた。
アン「無駄無駄!あんたたちはここから逃げられないんだよ!死神、やっちまいな!」
死神「お前たち・・・・・全員・・・・・・殺す・・・・・」
ソフィア「どうすればいいの?」
リョウ「やるしかないじゃろ!」
リョウは死神に向かって走り始めた。
セシル「正面から行くなんて無茶よ!」
リョウ「おんどりゃーっ!」
リョウの拳(こぶし)が死神の顔面を撃った。
死神「無駄・・・・・・・」
死神の釜がリョウを討った。
リョウ「のあーっ!」
リョウは倒れた。
ナティア「リョウ!」
それに引き続き、ティンクとピュアも討たれる。
ティンク「うわっ!」/ピュア「きゃっ!」
倒れる2人。
ソフィア「ティンク!ピュア!」
フリル「このままじゃ本当にみんなやられちゃう・・・・・」
サラ「諦めてはいけません!」
ナティア「そうよ、ここで諦めたらどうにもならないわ!」
セシル「サラさんとナティアさんの言うとうりだわ」
リンゼ「やれるだけやってみようよ」
死神「お前たち・・・・ここで死ぬ・・・・・無駄・・・・・」
サラ「みなさん、行きますよ!」
ソフィア/セシル/リンゼ/ナティア/フリル「はいっ!」
6人は一斉に魔法を放った。
ソフィア「サンダーボルト!」
セシル「【スプラッシュ!】」
リンゼ「【ウッドブレイク!】」
ナティア「ウエーブ!」
サラ「ムーンストライク!」
フリル「マジックフラワー!」
6人の魔法が死神に直撃した。
リンゼ「やった!」
次の瞬間、リンゼの背後に死神現れた。
リンゼ「え・・・」
死神の釜がリンゼを討った。
セシル「リンゼ!」
リンゼは倒れた。
死神は残りの5人に斬りかかる。
今度はフリルとセシルが討たれた。
フリル/セシル「きゃっ!」
2人は倒れた。
ナティア「強すぎる・・・・・」
ソフィア「ナティアさん、後ろ!」
ナティアの背後から死神が斬りかかる。
ナティア「いつの間に!」
ナティアは討たれた。
ナティア「う・・・・・・・」
サラ「ナティア!」
ナティアは倒れた。
死神「お前たち・・・・・どうにもならない・・・・・諦めろ・・・・・」
次の瞬間、死神が消えた。
ソフィア「また消えた?どこへ行ったの?」
その直後、死神がサラの背後に現れた。
サラ「しまった!」
サラは討たれた。
ソフィア「サラさん!」
死神「後・・・お前だけ・・・」
死神がそう言うとソフィアに斬りかかる。
ソフィア「速い!」
死神の釜がソフィアを討った。
ソフィア「きゃーっ!」
ついに全員やられてしまった。
その直後、アンが現れた。
アン「しょせんあんたたちはアタイの敵じゃなかったんだ・・・・・」
第15章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
9人の妖精
カイン(太陽の王子)
リョウ(漁師)
アン(闇の妖精)
ダン(闇の騎士)
死神(敵)
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