≪WIND風 Gパネの続編! Mk=16≫
題:パネルでポン 天界からの訪問者
《第15章 女神降臨》
次の瞬間、闇の世界上空からまばゆい光が辺りを照らした。
アン「この光は!」
光の中から3人の女神が現れた。
コーデリア「闇の妖精アンよ、これまでの戦い、見せてもらったぞ」
ベルギウス「よくぞ9人の妖精たちを倒した」
アン「あんたち、約束だよ!とっととホップルスを平和に戻しておくれ!」
マクサ「いいだろう、だがその前に・・・・・」
次の瞬間、一筋の閃光がアンの左胸をつらぬいた。
アン「!!!」
アンは倒れた。
アン「あんたたち・・・・・どういう・・・・・ことだい・・・・・」
コーデリア「おーっほっほっほ。まんまとわたくしたちの口車に乗せられおったわ!」
ベルギウス「わたくしたちの目的はホップルスの妖精たちをすべて倒すこと」
アン「なんだって!」
マクサ「ほんとあんたは馬鹿な子だねぇ」
アン「アタイを・・・だましたのか・・・・・」
コーデリア「だますとは無礼な」
ベルギウス「安心しな、妖精がいなくなった世界でわたくしたちは平和に過ごしてやるよ」
マクサ「さらばだ、闇の妖精アンよ」
女神たちの魔法がアンを襲う。
アン「畜生(ちくしょう)・・・・・」
その時、
ドン!
女の子がアンをかばった。
女の子「きゃっ!」
女神たちの魔法は女の子に直撃した。
アン「!?」
コーデリア「ち、邪魔が入ったね」
その時、マクサがあることを思いついた。
マクサ「コーデリア姉さま、ベルギウス姉さま。いいことを思いつきましたわ」
コーデリア「何だい、マクサ」
マクサ「ひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ベルギウス「それはいい考えだ」
女神たちは女の子を連れて天へと上って行く。
アン「待て!」
コーデリア「しぶとい小娘だね、ベルギウス、やっておしまい!」
ベルギウスの魔法がアンを襲う。
アン(アタイはここで死んじまうのか・・・)
次の瞬間、アンは誰かに持ち上げたれた。
アン「あんたは・・・」
DOOOOOON!
マクサ「これで邪魔者はいなくなりましたわ」
女神たちは女の子とともに天へと姿を消した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アン「・・・・・・・・・・何でアタイを助けたんだい?」
?「お前にはいろいろと聞きたいことがある」
アン「そうかい・・・・・」
アン「それにしてもあんた、あの攻撃をくらってよく生きてたね」
アキラ「こいつのおかげだ」
アキラはソフィアのブローチを取り出した。
アン「それで急所は外した。ってわけか・・・」
アキラはみんなのもとへ行った。
アキラ「!?」
みんなは力尽き、倒れていた。
アキラ「一体だれが・・・」
アン「アタイさ」
アンはみんなの所へ行く。
アキラ「お前がやったのか!」
アキラは剣を構える。
アン「どきな、別に戦う気はないよ」
アキラ「何をするつもりだ」
アン「まぁ、見てなって」
アンはみんなに向かって魔法を放った。
アン「【シェイド!】」
その時、アンの影が広がりみんなを取り巻いてゆく。
するとみんなの意識が戻った。
アキラ「回復魔法?」
レイア「・・・・・あれ・・・・俺・・・・・」
リンゼ「確か・・・・死神にやられたはずじゃあ・・・・・」
ピュア「どうしてなの?」
アキラ「みんな!」
サラ「アキラ?あなたはダンにやられたはずでは?」
アキラは今の出来事をみんなに話した。
リョウ「そうじゃったんか・・・・・」
その時、セシルはソフィアがいないことに気づいた。
セシル「あれ、ソフィアがいないわ」
アン「そのソフィアって子なら今女神にさらわれちまったよ」
アキラ「何だと!」
フリル「アン、今女神って言ったわよね」
アン「そりゃそうだけど・・・それがどうしたんだい?」
フリル「その女神の名前は?」
アン「コーデリア。あとベルギウスとマクサってやつもいたね」
ナティア「なんですって!」
アン「どういうことなんだい?」
フリルは1年前(GCのストーリー)のことをアンに話した。
アン「・・・・・・・・・・」
カイン「アン、君はどうしてコーデリアたちに力を貸したんだ?」
アン「少し前にホップルスに雷が落ちたのは知ってるね」
アキラ「ああ」
アン「その後、3人の女神が現れた・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
少し前・・・
DOOOOON!(雷が落ちたときの音)
アン「何だい、これは!?」
ホップルスに無数の雷が落ちてゆく。
アン「このままじゃぁホップルスが・・・・・何とかしないと・・・」
その時、空からまばゆい光が辺りを照らした。
アン「何だい、この光は?」
その光の中から、3人の女神が現れた。
アン「あれは・・・女神?」
コーデリア「我が名はコーデリア、闇の妖精アンよ、今ホップルスは壊滅の危機を迎えている」
アン「何だって!」
ベルギウス「この危機を乗り越えるには花、氷、宝石、水、炎、風、緑、海、月の妖精たちを倒さねばならない」
アン「そいつらがホップルスを壊滅させようとしているのかい?」
マクサ「そのとうり、ホップルスの平和を取り戻すために協力してほしい」
アン「・・・・・分かった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アン「こうしてアタイは女神たちに力を貸した」
アキラ「それで俺たちの行く手を阻もうとセシルを緑の世界へ誘導したり、氷の世界で雪崩を起こしたということか・・・」
アン「そのとうりさ」
ティンク「そうだったんだ」
レイア「とにかく先を急ごうぜ」
リンゼ「ソフィアが心配だわ」
サラ「そうですね。行きましょう」
アン「待ちな!アタイも行くよ」
アンがそう言うとみんなと一緒に虹の橋を渡り始めた。
リョウ「力を貸してくれるんか?」
アン「勘違いしないでおくれよ、アタイはソフィアって子にかりがあるだけさ。とにかく魔界へ行くよ!」
第16章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
9人の妖精
カイン(太陽の王子)
リョウ(漁師)
アン(闇の妖精)
女神3姉妹(コーデリア、ベルギウス、マクサ)
|