≪WIND風 Gパネの続編! Mk=24≫
題:パネルでポン天界からの訪問者
《第23章 風の歌声》
ここは天空城。
ソフィア「アキラ!」
コーデリア「おーっほっほっほ、これで邪魔者が1人減ったわ」
ベルギウス「後はサナトスが他の者を倒すのを待つだけ」
マクサ「妖精たちが倒されるのも時間の問題ですわ」
女神3姉妹「おーっほっほっほ」
ソフィア「今は魔法が使えないし、この檻から出ることもできない・・・今の私にできることはみんなの無事を祈ること・・・」
ソフィアは祈った。
ソフィア「神様、どうかみんなを助けてください。そして、アキラに私の声を届けてください・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アキラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぐっ・・・」
アキラ(やはり俺の力ではどうすることもできないのか・・・)
その時、アキラの周りを光が覆っていった。
アキラ「なんだこの光は?」
?(・・・・・・・・・キ・・・・・・・・・・・)
アキラ「!?」
?(・・・・・・・・・・キ・・・・・・・・・・・・ラ・・・・・・・)
アキラ「気のせい・・・・・・なのか?俺の心に誰かが語りかけている・・・」
?(・・・・ラ、・・・・・・・・キ・・・ラ、・・・・・・・・アキラ)
アキラ「誰なんだ?・・・だが、どこかで聞いたような・・・優しくて暖かい・・・そんな感じがする」
?(アキラ!)
アキラ「その声は・・・ソフィアなのか?」
ソフィア(アキラ、私の声が聞こえるの?)
アキラ「ああ、だがどうして」
ソフィア(よかった、私の祈りがあなたに届いたのね。大丈夫なの?)
アキラ「なんとかな。だが今の俺の力ではどうすることもできない。俺は・・・」
ソフィア(ここで諦めちゃだめよ!戦っているのはあなただけじゃないのよ)
アキラ「俺だけじゃない・・・」
ソフィア(そうよ、あなたには頼りになる仲間がいるじゃない。それにホップルスの平和を取り戻すんでしょ)
ソフィア(私はあなたが絶対に勝つって信じているわ!だから・・・・・)
ソフィア(だから頑張って!)
ソフィアの声は風とともに消えた。
アキラ「・・・そうだよな・・・俺はみんなの世界、いや、ホップルスの平和を取り戻すためにここにいるんだよな」
アキラ「ありがとうソフィア。俺はもう諦めない!絶対にホップルスをもとの平和な世界に戻してみせる!」
その時、アキラは心の奥底からものすごい力が湧いてくることに気づいた。
アキラ「体中の力が戻ってゆく。それだけじゃない、力が増幅している!」
次の瞬間、アキラの背中から無数の翼が現れた。
アキラ「これが真の天使の力なのか・・・今はそんなことを考えていても仕方ない。みんなのもとへ急がねば!」
アキラは無数の翼を羽ばたかせ、魔王の間へ飛んだ。
アキラ「みんな、無事でいてくれ!」
第24章へ続く・・・
《今回の演出者》
アキラ(主人公)
ソフィア(風の妖精)
女神3姉妹(コーデリア、ベルギウス、マクサ)
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