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≪WIND風 Gパネの続編! Mk=36≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《おまけ》

かくしてホップルスに再び平和が訪れた。

アキラたちは天空の世界で別れを告げ、それぞれの世界へ帰った。

それから10分後・・・

リンゼ「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

リンゼ以外「!!!!!!!!!!!」

フリル「何なの今の叫び声は!?」

ピュア「緑の世界からよ!」

サラ「とにかく急ぎましょう!」

全員は緑の世界に到着した。

全員「・・・・・・・・・・・・・・」

セシル「ここってたしか・・・」

ソフィア「緑の世界・・・・・・・よね?」

全員は焼け野原と化した緑の世界を眺める。

レイア「ごめん・・・これ俺のせい・・・」

アキラ「そういえばあの時、君が魔法を使ったことでこうなったな」

その時、緑の世界の真上から誰かが落ちてきた。

?「おわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ナティア「あら?この声どこかで聞いたことあるような・・・」

DOOOOON!!!

落ちてきた人は地面に衝突した。

?「あ〜たたたたたたたた・・・・・」

落ちてきた人はリョウだった。

全員「リョウ!?」

ティンク「どうしてここに?」

リョウ「ん?あれ?何でみんながおるんじゃ?」

アン「そいつはこっちのセリフだよ。さっきみんなの魔法であんたの世界へ帰したばかりだろ?」

リョウ「そうなんじゃが、かえってすぐ漁に出たんじゃ。そしたら今度は津波におうて(遭って)のう・・・」

カイン「それで気づいたら今のようになっていたということだね」

アキラ「それはさて置き、緑の世界を元に戻そう」

ダン「そうじゃな、これも何かの縁(えん)じゃろう。1人でも多いほうが早く済むからな」

全員は作業を開始した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ティンク「あ〜、やっと終わった」

緑の世界は元に戻った。

リンゼ「みんなありがとう!おかげで緑の世界に動物たちが戻ってきたよ」

レイア「それじゃ俺はそろそろ炎の世界へ帰るぜ」

空は夕日の色に染まっていた。

セシル「私も帰るわ。【スイミー】が心配していると思うから」

フリル「そういえば【ププリ】のことすっかり忘れてたわ。私も帰るね」

リョウ「ちょ、ちょっと待ってくれ!その前にわしを元の世界に帰してくれ!」

アン「おっと、すっかり忘れてたよ」

リョウ「おいおい、そりゃねーだろ」

全員「あはははははは」

妖精たちは魔法でリョウの世界への道を開いた。

リョウ「そんじゃ行くか!」

ピュア「リョウお兄ちゃん、またいつか会おうね」

リョウ「おう、元気でな」

リョウは自分の世界へ帰っていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アキラたちは緑の世界で再び別れを告げ、それぞれの世界へ帰った。

アキラは天空の世界へ戻った。

アキラ「ふぅ、これでやっと寝ることが出来るな」

アキラは腰を下ろした。

その時、何かが砕けるような音がした。

パリッ!

アキラ「ん?」

アキラは立ち上がり、周囲を調べた。

アキラ「これは・・・」

アキラは何かを手に取った。

それはソフィアのブローチだった。

ブローチについていた石は砕けていた。

アキラ「しまった・・・今ので壊れてしまったのか・・・仕方が無い、代わりのアクセサリーを作ってソフィアに謝るか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

翌日。

アキラは宝石の世界へ行った。

ティンク「あ、アキラ兄ちゃんだ」

ピュア「本当だ」

ティンクたちはアキラのもとへ走っていった。

ティンク「おはよう」

ピュア「アキラお兄ちゃん、何か用?」

キラ「まあな。プラチナとある宝石を探しているんだが、ここなら何かいい情報があると思ってな」

ピュア「宝石ならこの世界ににほとんどの種類がそろっているから探してみれば?」

アキラ「いいのか」

ピュア「うん、だって困ったときはお互い様でしょ」

アキラ「それはありがたい、早速探そう」

ティンク「面白そう、僕たちも手伝おうよ」

アキラたちは宝石を探し始めた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ティンク「あれ、この宝石もしかして・・・」

ティンクはアキラたちを呼んだ。

ピュア「見つかったの?」

ティンクはアキラたちに緑色に輝く宝石を見せた。

ピュア「それは【ブリーズエメラルド】!」

アキラ「俺が探していたのはその宝石だ」

ティンクはアキラにブリーズエメラルドを渡した。

アキラ「2人ともありがとう。ここにはプラチナはなさそうだから他をあたってみるよ」

そう言うとアキラは宝石の世界をあとにした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここは水の世界。

そこにはセシルとレイアがいた。

セシル「あら、ねえレイア、あれってアキラじゃない?」

レイア「本当だ、何しに来たんだろ?行ってみようぜ」

セシルたちはアキラのもとへ向かった。

レイア「ようアキラ。遊びに来たのか?」

アキラ「ちょっとした探し物さ」

セシル「何を探しているの?」

アキラ「プラチナだ」

レイア「な〜んだ、プラチナなら俺の家にあるぜ。よかったらやるよ」

アキラ「それは助かる」

アキラたちは炎の世界へ向かった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここはレイアの家。

レイア「お、あったあった」

レイアはプラチナのかたまりを取り出し、アキラに渡した。

セシル「よかったね」

アキラ「ありがとう。俺は今から天空の世界に戻るよ」

そう言うとアキラは炎の世界をあとにした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アキラは天空の世界に戻った。

アキラ「さて、始めるか!」

ずいぶん気合が入っているな・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

翌日。

アキラは風の世界へ向かった。

その途中アキラはフリルとカインに出会った。

フリル「おはようアキラ。こんな所で会うなんて奇遇だね」

カイン「昨日はいろいろ探し物をしていたそうだけど今日も何かを探しに来たのかい?」

アキラ「その用事はもう済んでいる。今日はソフィアに用があって来た」

フリル「へぇ〜、そうなんだ。それでどんな用事なの?」

アキラ「これを彼女に渡そうと思うんだが・・・」

アキラは昨日作ったペンダントをフリルたちに見せた。

カイン「それを渡すってことはもしかして・・・」

フリル/カイン「プロポーズ!?」

フリルとカインは驚(おどろ)いた表情で会話を続けた。

フリル「こうしちゃいられないわ!早くみんなに知らせましょ!」

カイン「それじゃアキラ、プロポーズ頑張ってね!」

アキラ「あ、ああ・・・」

フリルとカインは大急ぎでどこかへ行った。

何だかすごい展開になってきたな・・・

アキラはわけも分からず風の世界へ向かった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アキラは風の世界に到着した。

アキラはソフィアの家へ向かった。

その途中アキラはソフィアと出会った。

ソフィア「あらアキラ、何か用?」

アキラ「ああ、君に謝らないといけないことがあってね」

ソフィア(何のことだろう?)

アキラ「実は君から預かっていたブローチを・・・」

その時、いくつかの人影が風の世界に向かって走ってきた。

アン「アキラがソフィアにプロポーズって本当かい!?」

ナティア「本当かどうかは分からないけどついにアキラが恋を理解したってことよね!」

サラ「私としてもかなり興味深いですわ!」

リンゼ「とにかく急ごうよ!」

リョウ、ダンを除く10人は風の世界に到着した。

10人「アキラ〜っ!ソフィア〜っ!」

アキラ/ソフィア「!?」

10人はアキラたちがいる所にたどり着いた。

アキラ「な、なんだ!?」

ソフィア「みんなどうしたの?」

セシル「今アキラがソフィアにプロポーズするって聞いたから」

ティンク「それでみんなで大急ぎで来たってわけなんだけど・・・」

10人はアキラがソフィアにペンダントを渡そうとしているのを目の当たりにした。

レイア「あ〜っ!本当にアキラがプロポーズしてる!!!」

ダン「そうかそうか、ついにアキラにもこのような時期が来たのか・・・」

アキラ「ダ、ダン師匠!?いつの間に・・・それはさて置き、このような時期とは何なんだ?」

ダン「これじゃよこれ」

ダンは小指を立てた。

アキラ「は?」

ピュア「いくら鈍感だからってこれだけはごまかせないわよ!」

アン「さっ、いさぎよく白状しな!」

ソフィア「え?え?え?」

ソフィアは動揺した。

アキラ「みんな何か勘違いしていないか?俺はただソフィアのブローチを壊してしまったから代わりにこのペンダントを渡して謝ろうと思っただけだ!」

11人「へ?」

ナティア「それじゃあ・・・」

サラ「私たちの早とちりだったということですね」

アキラ以外「あらら・・・・・」

アキラ以外はその場に座り込んだ。

アキラ「みんな何をそんなに落ち込んでいるんだ?」

ティンク「落ち込んでるんじゃなくてくたびれているんだよ・・・」

レイア「全く人騒がせな話だぜ」

ソフィア「それはこっちのセリフよ!急にプロポーズだなんていうからビックリしたじゃない!」

フリル/カイン「ごめん・・・」

アキラ「とりあえずこれを君に渡そう」

アキラはソフィアにペンダントを渡した。

ソフィア「ありがとう。つけていい?」

アキラ「ああ」

ソフィアはアキラからもらったペンダントを首にかけた。

その時、ティンクはこっそりアキラに近づいた。

ティンク「ねぇ、アキラ兄ちゃん」

アキラ「何だ?」

ティンク「なんだかんだ言って本当はソフィア姉ちゃんのこと好きなんでしょ?」

ティンクはからかうように質問した。

アキラは答えた。

アキラ「ああ」

アキラ/ソフィア以外「おおっ!!!!!」

ソフィア「///////」←赤面

アキラ「まず、動きの点から見てみると・・・」

アキラ以外(そっちの【隙】じゃない・・・)

その後、アキラの話は長々と続いた。

その話の途中・・・

風の世界の真上からいくつかの人影が落ちてきた。

このパターンどこかで・・・

いくつかの人影「おわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

その人影はアキラたちの近くに次々と落ちてきた。

DOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

全員「!?」

全員は落ちてきた人たちのもとへ向かった。

落ちてきた人たちの中にリョウがいた。

やっぱり・・・

全員「リョ、リョウ!?」

リョウ「あ〜たたたたたたたたたたたたたたた・・・・・・・・・・・・ってあれ?なんでみんなが?これは夢か?」

レイア「んなわけねーだろ!」

セシル「それよりどやってここへ来たの?」

リョウ「そうじゃのう・・・あれは確か今朝漁に出かけた時のことじゃったかのう・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リョウ「よっしゃーっ!みんな漁にでかけるぞーっ!」

リョウは村の仲間とともに漁に出かけた。

漁師A「ん?なんじゃあれは?」

漁師Aが指した方向に大きな渦があった。

漁師B「いかん!飲み込まれるぞ!」

リョウたちは退(ひ)き帰そうとしたが大きな渦に飲み込まれてしまった。

リョウたち「のあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リョウ「と、いうことなんじゃ」

サラ「それでまたここへ来てしまったということですね」

漁師C「なんじゃ?リョウ、この人たちはお前の知り合いか?」

リョウ「おう、昨日みんなに話しただろ」

漁師D「おお、あなた方が例の・・・」

漁師E「せっかく来たんじゃから記念撮影でもせんか?」

漁師Eはカメラを持っていた。

リンゼ「そうだね、せっかくだから1枚撮ろうよ」

ナティア「みんな、早く並んで」

全員は並び終えた。

漁師E「そんじゃいくぞ!1+1は?」

全員「にーっ!」


おまけ完



《演出者》

アキラ(主人公・風雷の双刀士・光の天使)

ソフィア(風の妖精)

レイア(炎の妖精)

セシル(水の妖精)

リンゼ(緑の妖精)

ティンク(氷の妖精)

ピュア(宝石の妖精)

ナティア(海の妖精)

サラ(月の妖精)

フリル(花の妖精)

カイン(太陽の王子)

リョウ(漁師)

アン(闇の妖精)

ダン(闇の騎士)

漁師(リョウの仲間)



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